富士猫日記

富士猫日記へようこそ。 ここでは映画やドラマ・DVD・ゲームやアニメ・漫画・本・雑誌・イベント・展覧会などなどの感想を独断と偏見で書いています。ネタバレ感想しか書けないので未読・未観の人は注意して下さい。

2009年11月

JIN -仁-(第8話までネタバレ)

観ていると楽しくてあっという間に時間が過ぎまた来週と終わってしまう・・・。
何故にこんなに面白いのでしょうか。

①江戸の末期の話であることと坂本竜馬。
器と心の広さ、朴とつで行動力があり人を信じる正直な男。エネルギッシュで単細胞でも野心があって理想に燃えている・・・・内野聖陽さん演じる坂本竜馬は大変魅力的です。NHKは今度福山雅治さんで坂本竜馬を大河ドラマするようですが・・・。はたして彼のみりょくに勝てるでしょうか。内野さんといえば大河ドラマ山本勘助、伊達軍の軍師。でも勘亮り魅力的ですよ。
そして江戸の庶民の様子が観ているだけで楽しいこと。歌舞伎役者がリアルに語るシーン。きれい事で作られたドラマより、田之助のセリフ。
「この400両は幼少の頃は坊主とやり、お得意様の奥様ともやり・・・。そうやって稼いだ金」
今や伝統芸能として高い芸術価値のある国宝級・歌舞伎。この時代の芸人の女形の苦労も解るのが面白い。そして遊女・吉原の存在。


②それぞれの内面が繊細に描かれていて純粋な思いが心を熱くします。

③医術で救われる流れが感動を呼ぶ・・・・。

④なんたってSF。タイムスリップの謎が知りたくてわくわくする。

とまぁこんなところでしょうか。

日曜日が待ち遠しいです。

JIN -仁-(第6話までネタバレ)

22年度制作の10円玉。
いきなり出ました。袖の中から!!

江戸の末期へ平成21年からいきなりタイムスリップした南方仁。
病院の非常階段から転げ落ちて・・・。

重症な脳挫傷で病院に担ぎ込まれた身元不明の男の脳外科手術をした仁。男から脳内に胎児のような腫瘍を摘出してからあっという間にこの世界、江戸の末期にとばされてしまいました。
その手術後顔中包帯でぐるぐる巻きになった男は、自分の脳から摘出された胎児状の腫瘍をピンごと盗み出したところで仁に見つかる。
仁は非常階段までその異様な男を追い詰めるも男は、

「帰ろうぜ、あんの時代へ」

と謎の言葉を発し、ビンは階段へ落ちて行き、仁も一緒に・・・・。
そして江戸へ。

その声は土佐弁なまり??しかし土佐・高地ではなく江戸に飛ばされた仁。そこに土佐出身の坂本竜馬。あの男は坂本竜馬なのか・・・・。

それにしても出会った竜馬は仁のことも未来のことももちろん知らない。

ならばあの竜馬はもう少し未来の竜馬か。

坂本竜馬は小日向演じる勝海舟の弟子となり、幕府側の長州藩と尊王攘夷派の薩摩藩を結び付け大政奉還へと時代を大きく動かした人物。その後廃藩置県が行われて幕府や藩の統治ではない現在のような天皇を母体とした日本国家、日本国となります。
竜馬は統幕に反対する勢力から寺田屋で襲撃に会っています。
その後近江屋で暗殺。

この「暗殺」が臭い。きっとここで竜馬は21世紀へタイムスリップ。かな。
22年度の10円玉は誰が入れたのかな・・・・。
こんな時代をいったりきたりしているストーリーって面白い。

バタフライエフェクトやデジャブゥの映画やヒーローズなども過去にもどったり未来を見たりとなかなか面白い。

来週がとにかく楽しみです。

ライアーゲームLIAR GAME(シーズン1ネタバレ・シーズン2、1話ネタバレ)

「シーズン2」火曜日9時。ライアーゲームがドラマゴールデン枠にもどってきましたね。

平凡な女子大生・神崎直が大金のかかった謎のゲーム「ライアーゲーム」に巻き込まれていく物語。
勝てば大金が手に入るけれど、負ければ巨額の借金を負うことになる恐ろしいゲーム。
しかも「ライアー(嘘)ゲーム」というだけに、金と欲望だらけ、プレイヤー達は極限状態に置かれ、ゲームの勝敗は騙し合い・疑い合い・落とし合いのく返し。猜疑心が支配する。
ゲームの勝敗は騙しのテクニック、演技、心理の読み取り、統計学や確率などの数学などを用い、より賢い者が勝つことでしょう。

しかし主人公の神崎直(戸田恵梨香)は善良でお人よし。しかも天然、おばかさん。しかし誰よりもやさしく人を憎まない天使のような心の持ち主。
馬鹿正直で疑うことを知らない彼女にこのゲームは真逆のもの。
このゲームにどう挑み、どのように打ち勝つのかが面白い。

そして、
直を助ける元天才詐欺師・秋山深一を演じるのは松田翔太さん。クールで知的で霊性で冷酷。しかし、弱気者を救う過去の闇を抱えたかっこいい男を演じています。なかなか素敵です。

「シーズン1」はゲームの勝敗がなく「引き分け」に持ち込む直の心の美しさの勝利に。ゲームの主催者も秋山も闇に落ち込む心から救われそしてゲームの参加者もハッピーエンド。

それはどこまでも純粋である直の心が運を呼んだということでしょうか。直が秋山の存在自体を得られることが最大の強運なのでした。


さて、ドラマのようにはいかず、現実は純粋で正直者は損をし、嘘や騙しの上手い者の方が得をするのでしょうか・・・。

いえいえ、純粋な者には直と同じく途中までは泥沼になったとしてもものすごい「強運」が舞い込むでしょう。あくまでも純粋であればということです。
「私は正直で馬鹿を見るから嘘をついて得をする奴は憎い」とか考えてしまうようでは駄目です。そんな感情は無いに等しい人格であればこそ、損をしたのに前向きでやさしく強い人間でないと人生の「強運」はなかなか訪れません。もっといえば「それなら私は強運がある筈」と思った時点でアウトですねww

さて、シーズン2ではシーズン1で引き分けで終わった3回戦の続きのような感じ。シーズン1では直のこのゲームのどんな状況下の中でも馬鹿正直で純粋で思いやりにあふれたままで秋山という強運とまわりの心を動かしある意味勝利したことに腹黒くのし上がってきた主催者の心を救済したので、4回戦のゲームは行わず、これからの人生が4回戦のようなものとしてきれいにエンド。

シーズン2では4回戦からは始まりました。2年後という設定で。シーズン1が2007年だったのでそのまま2年後です。

四回戦は巨大なロシアンルーレット。これは怖い。
そしていつものごとく運で勝つのではなく、理屈があると言う秋山。
しかし、今回の理屈、拳銃のリボルバー回転の偏りによる玉が重厚からどれくらいの位置にあるかという確率の説明。

はたしてこの確率予想だけでロシアンルーレットに勝てるのか・・・・。
来週お楽しみ。

ミラーズ(ネタバレ)

鏡の中に違う世界が存在したら・・・。

ある病院の火災跡の警備にあたることになった男が遭遇する鏡から受ける恐怖の体験とその結末。

主人公はかの有名な「24」のサザーランド。
日本語吹き替えも一緒なので笑えます。

あっほらだってお笑いで真似している人いるでしょう。
あの声に聞こえちゃうんですよね。最近。

さて火災跡の病院には鏡がいっぱい。何故こんなに鏡だらけなのか。
そして鏡を見ていると開いていないドアが鏡の中では開いている。
そしていきなり炎に包まれたり、鏡の中で苦しむ人が映ったり。

そしてとうとう妹が何者かに殺され・・・(鏡の中の自分に殺されたのですが)

そして主人公は鏡に何故そんなことをするのか、何が望みなのか尋ねると鏡は「エスカー」とだけ答えます。

実は過去にこの病院の警備にあたった人間は自殺しているのですが、その前に皆「エスカー」と謎の言葉を残していた。

つまり鏡は「エスカー」を望んでいるということ。

なら何で人を殺すのか。はなっからそう頼めばいいじゃん。
もともと闇の心の支配する鏡の中の何か。殺すことが快感なのだとしか思えませんが、目的もあったんですね。

さて、家族を守るために必死でエスカーを探します。
エスカーは人。
かつてその病院で統合失調症(旧名称:分裂病)だった患者。
火事の時に亡くなっていたと思われていたが実は病気が完治して修道院にいることが判明。
彼女の統合失調症は病ではなく悪魔がとり付いていて鏡張りの部屋に拘束することで鏡
悪霊が吸い取られて改善し火事の前に退院していた。

悪霊のとり付いた鏡に呪われた患者たちは鏡に映る自分に操られ集団自殺、その鏡の脅威に気がついたある男は鏡を破壊しようと放火。

とまぁこんな筋書きでした。

昔の映画のリメイクだけに内容は単純ですがなかなか背筋の凍る恐ろしいものでした。
昔のホラーは怖かったですものね。
オーメンにエクソシストにサスペリア。13日の金曜日にブギーマン。13ゴーストもリメイクしていますね。シャイニングに悪魔の住む家。

血も怖いけれど心理的に追い詰められる怖さの表現が際立っていた。本当に呪われそうな怖さとかね。
最近のホラーはスプラッター・血みどろ系が多くて、その部分で気持ち悪がらせて怖がらせているって感じですね。それじゃあちよっとね。

個人的には血が一滴も出てこなくて、しかも敵も一切姿を現さない映画、ブレアウィッチプロジェクトが好きです。
サスペリアは美術が芸術でそれが好きです。壁紙が美しい。

さて、最後はエスカーを鏡に会わせて鏡の中の悪霊は一気に彼女に流れ込み、彼女は以前以上の悪魔と化してしまうのが気の毒です。修道女になって善を説いていたのに彼への人助けの為に昔の自分になってしまうのですから。

そしてとり付いた悪霊ごと彼女を退治した主人公。
崩れた鏡と建物の瓦礫の下敷きになってしまったと思いきや助かりました。
彼の家族も危機一髪救われました。

しかし、彼が目覚めて町の這い出て来たその町は・・・・。


字も何もかも左右逆だった。


という落ち。残念。

プリズンブレイクⅣ(ファイナルシーズン・ ネタバレ)

今日は7.8を借りて観ました。
おかげて「仁」観忘れちゃいました。
かっかり。

でもプリズンブレイクは面白かったです。

まぁたまぁた騙されてでもきちんと保険しているマイケル。

いったい政府は組織は何を守り何をそんなに大事にしているんでしょうね。
あんなに人を犠牲にしてまでも。

部分部分のはらはらを作り過ぎていて結局何が筋なのかが見えないプリズンブレイク。全体の筋からすると兄弟が助け合っているだけなのかもしれないのだけれど、それをまぁあっちこっちで利用しまくられたってていうのが全体ですかね。

もうすぐふぁいなる。9.10を楽しみにしよう。
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