富士猫日記

富士猫日記へようこそ。 ここでは映画やドラマ・DVD・ゲームやアニメ・漫画・本・雑誌・イベント・展覧会などなどの感想を独断と偏見で書いています。ネタバレ感想しか書けないので未読・未観の人は注意して下さい。

2007年12月

武士の一分(もちろんネタバレ)

木村拓也主演。山田洋二監督作品。
壮大なテーマではなく、本当に「一分」を描いた作品。
悲しいせつない結末かと思いきや心安らぐ、ちょっとほろりの作品。
主人公の「一分」は当然のことながら対峙する「小悪」として出てくる「武士」にも「一分」があったところが「おやっ。ほぉう。」といった感じですね。

さて主人公は「赤貝の毒」で失明してしまうので。「貝の毒」についてちよっと調べてみた。
貝の毒には大きく二種類あり「神経麻痺」と「胃腸障害」。後者は生牡蠣を食べて当たったという人がとても多い。あれはノロウィルスらしいのだけれど、相当苦しい下痢や嘔吐になるらしい。
しかし、「神経麻痺」の方は「しびれ・痙攣」が主らしいのですが、生死に関わるほど重いそうで。「ノロウィルス」の方だって抵抗力の弱い幼児やお年寄りは当然危ないけれど、こっちはその比でないようです。
生牡蠣で当たるのは、新鮮で保証のない牡蠣を火を通さずにばくばくし食べた不注意としてあまり製造・販売元を告訴しないけれど、「神経麻痺」系の貝を売ってしまったら訴訟ものだ。

怖いので生の貝を食べる際は信用のおける販売もとで買いませう。
hamaguri.jpg



虹の女神

市原隼人・上野樹里主演。
何となく「深夜ドラマ」的空気感を持った映画。
私は始めて見ました。
のだめカンタービレ以降「のたのたセリフ」の樹里ちゃん。でもこの映画では「エンジン」(木村拓也主演フジテレビ月9ドラマ)の時のちょいきつ女の樹里ちゃんです。
切ないラブストーリーですね。樹里ちゃん演じる女性の様な運命の女の子は少ないけれど、市原隼人君の様な男の子って結構いますよね。もてるのかもてないのか解らないけれど何故か結構きれいな女の人がくっついてくる・・・でも何か騙されるというか振り回されるというか、良い恋愛しないっていうか、被害者になっちゃうというか・・・・。
きっと監督もそんな青春時代があったのかも。

映画会社で働く人間の話ですから主人公主演・制作のミニ映画が思い出として二回流れます。撮影中の場面やちょっとだけストーリーの流れをセリフでかわします、これが物語と大きく関わってきて終盤を盛り上げます。これがないとちょっとつまらなくなります。このミニ映画の話、とってもいいです。
以前はまったノベルズゲームの内容に似ています。「カランコエ」だったかな。

最初ぼーとテレビを流して意識せず見ていたため、本当に深夜ドラマだと思っていました。深夜ドラマ、結構美味しく面白いので大好きなので、今回もヒットだ!しかも出演者が豪華だぞ!と思って最後の最後、監督を見て、「あつ映画だった」と。

以前見た「深夜ドラマ」で好きなのが「放課後」というドラマ。出演者にwatの小池哲平君が出ていたのを覚えています。その続きで見ていたのが、「産隆大学応援団」だったかな・・・・。あれも面白かったんですが、どうやにら舞台でずっと続いているそうです。

次回は深夜ドラマについて書きましょう。

ナショナル・トレジャー

ニコラス・ケイジ主演。
現在「ナショナル・トレジャー・リンカーン暗殺の謎」を上映中ですね。
一時期、たいそうニコラスのファンになりDVD借りまくりという時期がありました。
だいたい、俳優で一気にはまるタイプなんですね。私は。
何でハマったのか思い出せませんが・・・・・。何だったかなぁ。「フェイス・オフ」も面白かったけれどこれて゜はないな。「天使がくれた時間」だったか・・・。いや違う。「コン・エアー」「スネーク・アイズ」「シティ・オブ・エンジェル」このあたりだったかもしれない・・・・。とはいえ、そんなに借りまくったというほどではないかもしれないです。過去の出演作をひろいあげてみたら・・。
「ワールドトレードセンター」のニコラスはげっそりと痩せていてとっても心配しましたが、もどったみたいですね。よかったよかった。

でこの映画は、昨日TVでやっていたので書いたのですが、そう・・以前見たのでまぁ結末知っての視聴です。

私的なつっこみからすると・・・あんなにすごい宝の空洞があったら・・・地下鉄工事の時に発見されるだろうて・・・・。ですね。まぁ教会(墓地)の近くであえて避けて探索しなかったという道筋でしたが・・・。

ナショナル・トレジャーも二作目が出来て、前作と同様、重大なものから暗号を解読してなぞを解いてお宝という真実を突き止めるという筋書きと思うのですが、ダヴィンチコードみたいに色々と解いてはならない裏事情に突入って感じでしようか。

このシリーズで思い出すのは、インディー・ジョーンズ・シリーズ。あれは探検家で考古学者がお宝探しにあっちこちと盗賊(盗掘)者とぶつかりながら手に入れるシリーズ。シリーズ1は「レイダース」だったので「盗掘者たち」的な題名でした。

まぁちょっと違うにしても似たようなパターンであること間違いなしと思うのです。
ちなみにインディシリーズはスペシャル版DVDが出た時にセット購入しましたが、もったいなくて開いていません。スターウォーズシリーズも同じく。
この二つちょうど金と銀ぽいパッケージデ対照的。

また話それましたが、ニコラスのナショナル・トレジャー「トレジャー」は「宝」という意味だったかなぁ。
「国際的な宝物」を探してという感じですね。

やっぱりインディージョーンズのシリーズの二段を狙っているようにも見えるな。でもOKOKこういうシリーズ大好きですのでどんどんやって下さい。

パイレーツ オブ カリビアン3(ネタバレ注意)

そう。映画館になかなか行けない私はDVDで見ますので、少し遅くなります。
2を見終わったときはすぐにでも3が見たかってのですが、いざ、3を見ると2の方が良かったなぁと思う次第。

眠い中見ていたからなおさらですね。

海賊は利用するかしないかで結びつくからか、誰が敵で味方かくるくると入れ替わるので、実際途中わからなくなってしまい適当に見ていました。とりあえずジャックと主人公2人の行く末を見守る姿勢で見てればいいのだと。

デイビィ・ジョーンズは何だったのか・・・・・。何故タコになったのか・・・・心臓がなぜ箱に入れられていたのか・・・。オーランドブルームの役の海賊もタコになるのか??肝心な部分をもらしていまいました。

とりあえず、曲がいい。私は2でも3でもかかっていたあの曲が大好きです。最近は吹奏楽でよく演奏していますね。


4400(シーズン3)

何とはなしにマンネリ化の3。何といっても4400は何でもありなので、パラドックスに陥りそうです。
過去がいくらでも変えられ、人物はさまざまな能力を持つ超能力に造り替えられ、記憶も操作出来る(ただし愛の記憶は消しきれなかったけれど)となると不可能なことはない・・・・。それなのに破滅だか何だかを避ける何かが成功しないらしい。
 ところでSFのドラマでの表現の間違いとして、未来人がある一点の時間軸の一時期からしか過去の一点の時間軸にしか移動してこないこと。
実際はどの未来人であるにしろタイムマシンが発明された時点で過去のどの時期にも無限に介入出来るはずだから、今日も明日も一時間前も一分後もタイムマシンの人が現れるわけで、その現れる人は未来の1002年後の人であったり、1001年後の人が昨日来ていたり、1001年二か月一分後の人があさって現れたりするわけで、こっちが一日すぎたら一日分同じ時間を過ごしたような人が来るっていうのは結構おかしな話。一日後に来る人が一分しか時を過ごさずしてやってくるという描き方がよっぽど正しい。

さて、ところで私たちは実は常に過去を見て暮らしています。
何故でしょう。
それは見たものを認知するまでに光速分の時間がかかっているからです。
わしたちは、光がものに反射して放つ電子レベルの波長を画像として目の奥に映し入れそして見えると認識します。脳は今までの記憶の情報から何かを判断します。見えて認知した時には目の前の何かは先に進んでいるのです。
光速に動く物体を見た時には見えた瞬間、それは地球七回半以上分先に行ってしまっているということです。
とはいう、光速は一秒で地球を七回半回れるので、ものすごい短い時間の過去ですがね。

夜空の星がいい例ですね。今肉眼で見えている星は何億年も昔の光。
逆に光速の二倍の速さで地球から離れて行きながら地球を見るとビデオの早もどし状態になって見えるのでは??つまり過去が見れる訳です。
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さてタイムマシンは作れるのかどうか。
光速以上のスピードを出す何かが発明された時、一歩前進するでしょう。
そして・・・・・。


続く。
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